AIで何分減った? 確認と修正まで含めて測る
作成時間だけでは見えない、会社でのAI利用の評価方法を考えます。
AIで文章を作ると、下書きが出るまでの時間は短く感じます。会社で続けて使うかを判断するなら、下書きのあとに何分かかったかも記録してみます。
読み直し、価格や日付の照合、表現の修正、社内確認、管理表への転記。作成から完了までを一つの仕事として見ると、便利になった部分と、まだ人が支えている部分が分かります。
同じ種類の仕事を比べる
長い提案書と短い定型返信を並べても、時間の違いがAIによるものか判断しにくくなります。まず、対象業務を一つ選び、似た条件の記録を集めます。
例として、よくある商品問い合わせの返信なら、件数、入力の量、使う資料、確認する人をそろえます。AIを使う前と使った後で、作成、確認、修正、待ち時間を分けて記録します。
仮の計算を、実績と区別する
仮に、従来12分の仕事が、AIの下書き2分、確認5分、修正3分で終わったなら、全体では10分です。2分で完成したとは扱いません。これは考え方を説明する仮の数字で、neneの改善実績ではありません。
一方、時間が同じでも、対応を忘れる件数が減ったり、記録の形式がそろったりする場合があります。何を改善したいのかに合わせて指標を選びます。
増えた仕事も数える
テンプレートの更新、資料の整備、操作を教える時間も必要になります。毎月の件数が少ない仕事なら、導入と維持の手間が大きくなることもあります。
まず小さく試し、結果を見て対象を増やす。会社にとっての使いやすさは、AIが速く答えることと、担当者が無理なく続けられることを合わせて考えたいと思います。
neneでは、現在の手順と月の件数を確認し、どの作業から試すかを整理します。